ロシア極東旅行 ハバロフスク編(11/1)
こんにちは。あかつきです。今日からハバロフスク編になります。
10月31日 20:45にウラジオストクを出発し、11月1日 ほぼ定刻通りハバロフスク駅に到着しました。あいにくの霧雨で、ウラジオストクよりも一層肌寒く沿線の一部では雪が積もっていました。
車内では朝食が準備されていましたが、起きるのが遅かったせいで食べることができませんでした(笑) 持ち帰って後ほど食べることにしました。
ハバロフスクでの予定を立てていませんでしたので、駅前のハンバーガ屋さんに入って目的地と計画を立てることにしました。これといっていきたいところはなかった。(シベリア鉄道に乗るのが目的でした)ウラジオストクとは違って観光客らしき人はほとんどおらず、地元の人だけといった印象を受けました。まだ朝も早いことも1つの要因だと思いますが。韓国語や中国語、ましてや日本語の看板や案内などはほぼありませんでした。
まず最初にアムール川を見に行くことにしました。アムール川の方へいく際にトラムに乗りました。
おそらくソ連時代から走っているであろうボロい車両に乗りました。今にも壊れそうで結構揺れましたが、旅情があってとても良かったです。地図を見ながら良さそうなところで途中下車して徒歩でアムール川へと向かいました。
まずウスペンスキー教会が見えてきました。その奥にはアムール川が見えます。教会内部には入っていませんが、外から見るだけでもとても綺麗でヨーロッパを体験できました。
アムール川を境にロシアと中国の国境が入り組んでいて、かつては領土を巡って紛争もあったそうです。「あっちは中国なのかな?」と思いながら遊歩道を歩いていました。
昔大学の講義で日本に流れてくる流氷はアムール川から生まれるという話を聞いたことがあります。国境はあっても世界は繋がっていると肌身で感じました。また川辺には釣りをする人もいれば、遊歩道をランニングする地元の人がいます。ハバロフスクに住む人にとってここは憩いの場なのかもしれないと思いました。
先へと進むと唐突に遊園地が見えてきました。観覧車もありました。まだ開園していませんでしたが、休日はたくさんの人で混むんでしょうか?
特に見るものもなくなってしまったので駅の方に戻ることにしました。まだ朝だったのでイマイチ街に活気がなく、暗い雰囲気でした。近くのコーヒ屋さんでアメリカーノを注文しました。ロシアにも結構コーヒー屋さんが多くて、よくアメリカーノを飲みました。(ロシアーノではない)
トラムの写真を撮って時間を過ごしていました。はたから見たら多分変な人だっただろう...笑 トラムにもいろんな種類があって新しいものから本当に古いものまで幅広いです。
次に行くところを決めるためにカフェに入ることにしました。(さっきコーヒー飲んだばかりだけども)
私はコーヒーリパブリックというお店に行きました。私はfar easten tea (極東紅茶)という紅茶を注文しました。
紅茶の中には乾燥させた果物やスパイスが入っていて冷えた体がすぐに温まりました。あと一緒にデザートを食べて次行くところを考えました。親切なスタッフでなお良かったです。
次に中央市場へと行くことにしました。私はここで爪切りを買いました(笑)
イメージとしてはウラジオストクのキタイスキー市場と同じ雰囲気でした。いわゆるモンゴル系や中国朝鮮系の人が多くロシアは予想以上にいろんな人種で構成されていると感じました。日用品から食品まで幅広く取り揃えてありました。特に釣り具が多い気がしました。ロシア人も釣りが好きなんでしょうか?
私はお土産用にウシャンカが欲しいと思って、声かけてみたら7000ルーブルと言われて流石に逃げてきました(笑) 本物の毛皮を使っているのだろうけど私には高すぎました..
中央市場の隣にあるショッピングモールへと向かいました。
日本にもありそうなショッピングセンターでした。アパレルや雑貨、文房具、フードコートなど幅広でした。。文房具店でロシアっぽいお土産やパスポートケースを買いたいと思っていましたが、特にありませんでした。私はostin という服屋さんで手袋とウシャンカを買いました。ロシア版ユニクロみたいな感でした。セーターとかも結構安くて良さそうでしたが、今回は買いませんでした。
買い物を楽しんだ後は宿へ向かうことにしました。宿はバスで20分くらいのところでしたが、どこのバス停から乗るべきかわからず歩いて行くことにしました。(1時間30分くらい歩きました...)その途中で北朝鮮の大使館を発見しました。唐突に現れたのでびっくりしました。日本いはもちろんありませんので貴重な体験になりました。あんまりうろちょろしていると逮捕されるかもしれないので足早に去りました。(笑)
今回ハバロフスクではホステルではなくホテルに滞在しました。ハバロフスクは調べた感じではウラジオストクと比べて宿泊施設が少ないようです。ホテルの近くが日本の団地のようなものがあってなかなかディープな雰囲気でした。あんまり夜遅くに歩かない方が良さそうでした。。
日本の中古車が多いですね。思わずシャッターを切りました。
これといってこの日は特にすることがなかったのでスーパーでいくらとニンニクの芽の辛いやつ買って食べてホテルでのんびりしていました。
次の日はサハリンへと出発です。