フィンランド旅行 タンペレ・ヘルシンキ編 (20200313)
こんにちは。あかつきです。昨晩ロヴァニエミ駅から寝台列車に乗って早朝にタンペレに到着しました。
タンペレはフィンランドの第二の都市と言われており、ロヴァニエミにはないような高い建物が目立ちました。またこの日は冬戦争(フィンランドとソ連の戦争)の記念日ということで国中にフィンランドの国旗が掲揚されていました。冬戦争は第二次世界大戦中1939年にソ連がフィンランドに攻めてきたことから始まりました。
駅からバスに乗って近くのホテルへと向かいました。そのホテルでは宿泊せずに、朝食を頂きました。食後は少しの間自由時間があったので私は外に出かけました。まだ朝早くあたりは暗かったのですがとても綺麗な写真を撮ることができました。
一人でケスクストリ広場にやってきました。タンペレの中心部のような場所です。
現在トラムを走らせるために道路を改装工事しているということです。次来る機会があれば乗ってみたいです。
タンペレに来たら行ってみたいところがありました。レーニン博物館です。残念ながら
今回は時間がなくて見に行くことが出来ませんでしたが、表の写真だけ撮ってきました。
ホテルに戻りツアー人たちと再集合して、皆でタンペレマーケットホールへやってきました。
肉や野菜、パン類、靴など様々なものが売られていました。私はセムラというシュークリームのようなものを食べました。実は以前トランジットでフィンランドに来た時も食べましたが、とっても甘くて美味しいです。中にジャムも入っています。市場ってその国の基本的な要素(衣食住)でできていると個人的には思っているので、その国を知るにはいい見学場所だと思います。
教会の中に入る機会は今までほとんどなかったので、いい経験になりました。初めて教会でパイプオルガンを聞いたと思います。(行った時はパイプオルガンは弾かれていました。練習だということです。)また駅から歩いて10分くらいなのでぜひタンペレに来た際には見るといいと思います。入場料もかかりません。
次にムーミン博物館へ向かいました。ツアーでタンペレが含まれているのはこのムーミン博物館を見学するためです。ツアーで一緒になった女子大生ぽい人達はみんな喜んでました。日本でもムーミンは人気ですよね。
ガイドの方によると、もともとこの博物館をヘルシンキに作りたかったということでした。ヘルシンキの役人?人々はあまり興味を持たず、結局タンペレに博物館が作られることになったそうです。今では世界中で人気なので、今となってはヘルシンキに作ればよかったと思っているかもしれませんね。笑
スマホが置いてあるのでこのムーミンの大きさがなんとなくわかるかもしれません。私はムーミンはもっと大きいと思っていたのですが、これが原寸大ということでした。初耳でした笑。館内は基本的に撮影禁止なので気をつけましょう。
ここに来る前にムーミンの書籍を読むなり、見るなりすべきだったと思いました。あまりムーミンのことは知らなかったので、よくわからないことも多かったです。ぜひ来る際は予習を!
ムーミン博物館を見ている間は好きなように時間を使って良いということだったので、私は残りの時間を使ってタンペレ駅構内とロシア正教教会(Tampere Orthodox Church)を見に行くことにしました。(この時間でレーニン博物館を回るのは難しかった)
さっき見たタンペレ大聖堂とは見た目も雰囲気もかなり違いました。改めて地図を見てみるとロシアにも近いのでかなり影響を受けてきたんじゃないかと思いました。
次に駅に向かいました。
緑の柄の列車は以前トランジットでフィンランドに来た時と、ロヴァニエミでも見ましたが赤い柄の列車は見たことがありませんでした。多分この地区を中心に走っているんだと思います。
駅の見学を終えてムーミン博物館へ戻りました。戻る途中に線路が見えました。結構大きな駅だと改めて感じました。
再度集合してバスに乗りヘルシンキへと向かいました。車内でさっき買ったセムラとコーラをいただきました。かなり甘いのでコーラではなく、紅茶とかコーヒーにすればよかったな。笑
バスで2時間くらい揺られてヘルシンキへとやってきました。正直かなり疲れました。青空が出迎えてくれました。体感温度は下に下がるにつれて(ロヴァニエミ→タンペレ→ヘルシンキ)寒く感じました。おそらく風が強かったからだと思います。
元老院広場雰囲気が良くてとても良かったです。天気も最高でした。映画の撮影とかミュージックアルバムの背景に使えそう。
ヘルシンキ自体は約一ヶ月ぶりぐらいだったのですが、やっぱり街並みがとても綺麗でした。
ヘルシンキ中央駅の旗はいつもはVRの旗ですが、さっきも言ったように「冬戦争」を記念して国旗になっています。
海辺には観覧車がありました。この観覧車にはサウナが付いているようです。笑
かもめ食堂でもこのあたりで撮影があった気がする。猫を抱えたおじさん出てきそう笑。
タンペレで見たように、ロシア風の教会です。赤茶色のレンガが特徴なんですかね。
夜もとっても綺麗です。ですがヘルシンキは風が強くロヴァニエミよりもさらに寒く感じました。めちゃくちゃ肌が乾燥して肌環境は最悪でした笑。(化粧水とかリップクリームとかスキンケアが不可欠です。。)
翌日の6:20にはサンクトペテルブルク行きの列車があるようです。結構近いんだなという印象です。ロシアに行くにはビザが必要です。確か今度日本人はサンクトペテルブルクであれば電子ビザが発行されるようになるらしい。 いつになるかは全くわかりませんが、フィンランド(ヘルシンキ)→エストニア(タリン)→ロシア(サンクトペテルブルク)をいつかやってみたいと考えています。
ちなみにこの日の夜友人たちと買い物を楽しんでいるときに「コロナ」と初めて言われました笑。しかも何度も高圧的に... 先月ヨーロッパいろんなところ回った時はそんなことは全くなかったのでかなりショックを受けましたね。その後みんなテンション下がっちゃって、そのままホテル帰りました。(今となれば差別されることで差別される人の気持ちがわかった気がします...)
次回がフィンランド最終回になります。今回も読んでいただきありがとうございました。