東欧周遊旅行 ウクライナ・リヴィウ 編(20200229-0301)
こんにちは。あかつきです。
ポーランドのクラクフからウクライナのリヴィウへとやってきました。リヴィウ は二日間の短い滞在でした。その後ポーランドのワルシャワへ向かいます。
(朝の間はカメラがコンデジになっています。そのため画質が若干変わります。)
ウクライナの首都はキエフです。今回訪れたリヴィウ はウクライナの西側にありどちらかといえばポーランドに近いです。リヴィウ に住む人はどちらかといえば反ロシア派、独立派が多く、東側に住む人はロシア派の人が多いそうです。また2014年にロシアがクリミア半島に一方的に侵攻しています。以来両国の関係は悪化し、ウクライナ国内は混乱しているとのことでした。ただし実際西側のリヴィウ を訪れましたが特に目立って治安が悪い、経済が停滞しているとは思いませんでした。
また日本からは飛行機の直行便はありませんので、ポーランドなどを経由していく必要があります。
2020年2月29日 AM6:00ちょっと過ぎにリヴィウ 駅に到着しました。到着後しばらく車内で寝ていたようで、おばさんが起こしに来てくれました笑。急いで身支度して駅の中へ向かいました。駅の中はクラクフやブダペストより豪華な造りになっているのが特徴でした。
シャンデリアもあって圧倒的に雰囲気が変わって、これぞ東欧といった感じの駅でした。文字もキリル文字になっています。また人々に見られているという独特な感覚も戻ってきました。笑(振り返られる、じっと見られるなど)
駅の門構えはその国を表していると思います。非常に立派な駅です。
駅前には「タクシー!」「タクシー!」と声かけてくるおじ様たちがいたのですが、断って徒歩で市内の方へ向かいました。(タクシーは基本的に乗りません。)
クラクフやブダペストではあまり見ることができなかったクラシックな車も多く走っています。日本車はほとんど走っていないのが印象的でした。
まだ朝も早いので人は少なかったです。坂道が思った以上に急でした。
バス停の前で果物など販売していました。
青空がいいですねえ。国旗もシンプルだけどいい国旗ですね。調べたところ国旗の青色は「空」を、黄色は「小麦」実りある農業を表しているということです。
こちらは街の中でも大きな教会です。17世紀ごろに建てられたそうです。
しばらく歩いた後は市内のあるレストランで朝食にしました。シンプルですがとっても美味しかった。
左側にある料理は今まで食べたことないものでしたが、ポテトのようなもので美味しかったですよ。あとはソーセージ、マッシュルーム、トマトそしてヨーグルトがついていました。
このお店はコーヒー専門店のようで、コーヒー豆を焙煎していました。とっても良い匂いです。さらにコーヒーのカップやソーサー、豆など販売していました。リヴィウ のお土産やさんにはおしゃれなものがたくさん売っていて見るだけでもとても楽しかったです。
市庁舎の近くでは蚤の市もやっていました。おそらく土日開催なんだと思います。
大体のお店が市内に集中しているので観光するにはかなり楽だと思います。ただそれほど見るものがないというのもありますが全体的にかなりゆったりと過ごしていました。陽気な音楽も流れていました。
以前鉄道ジャーナルという雑誌で見たような景色だったので写真を撮りました。トラムも数分おきに走っていて移動するにはとても便利だと思います。
次にちょっと興味があったロンスキー刑務所博物館というところへ向かいました。
この博物館はソ連時代に使用されていた刑務所のようで様々な展示品を見ることができるようでした。しかも無料です。土曜日は休みで扉を開けたら警備のおじさんにやっていないと言われてしまいました。。残念でした。ちょっとだけ離れたところにあるので次の日はいくことができませんでした。
近くのスーパーへ行きました。
スーパーでお土産用のお菓子やビールさらに洗濯用の洗剤を買ってきました。
ビールは知り合いのお酒好きにプレゼントしました。美味しかったかな?
その後宿の方へ荷物を置きにやってきました。
私の滞在した宿の近くに猫たちがいました。愛想は良くないけど可愛らしい猫でした。
ホテルで二日ぶりのシャワーを浴びて、さらに洗濯をしてしばらくゆっくりしていました。
その後夕食と買い物をするために外出することにしました。夜ご飯はまたもカツレツにしました。キエフ風カツレツは有名で、切ると中からバターがたくさん出てきました。美味しかったですが、全体的に味に飽きてきたというのが現実でした笑。今思えばボルシチ飲んでなかったな。。ボルシチは本当はロシアではなくウクライナ発祥らしいです!
ご飯食べてまたしばらく街をぶらぶらしました。近くのスーパーに入店しました。そしたらこんなビールがありました。前に他の人のブログでキエフかどこかにプーチンの顔が書いてあるトイレットペーパーが販売されていると聞いたことがあります。ロシアとウクライナはクリミア半島でもめているのでこういうのが人気があるのかもしれません。。味はどうなのか。
今思い返せばリヴィウ に寝台列車で行くことが目的で、思った以上にどこにも行っていないことに気がつきました。苦笑 だけどハンガリーやポーランドとは雰囲気が全く違うのでとても楽しかったです。
夜は街灯がないところは歩かない方が身のためかと思います。
リヴィウ 二日目も連続して掲載します。
二日目(2020年3月1日)
3月になってしまいました。また朝昨日の猫に会いました。
もふもふしたい。
まずは市内から空港までの行き方がわからなかったため、歩いてバス停を探すことにしました。ネットで調べても出てこないので、結構困りました。頑張って調べたところリヴィウ 大学前のバス停から出ていることがわかりました。今までiPhoneにもともと入っている「マップ」を使用していたのですが、このアプリは路線図が出るときと出ない時があります。そこで今回はGoogle Mapをインストールして調べてみたところ路線図もバッチリ出てくるのでこちらを活用することにしました。ただし今回使用しているヨーロッパ周遊simはウクライナでは使用できなかったため、wifiがなければGoogle Mapは更新できません。そこでオフラインでも使用可能な「MAPS.ME」をダウンロードしました。
このアプリは事前にwifiのあるところでその街の地図をダウンロードしておくことで、オフラインの際にもGPSによる経路案内ができます。大体の目的地もこちらで検索すればヒットするのでかなり便利です。バスとかを調べるにはGoogleMapを使って、オフラインではMAPS.MEを使用しました。ぜひ使ってみてください。
少し話が飛びましたがバス停へとやってきました。
フィンランドやポーランドとは違って車内で現金で支払うことができます。フィンランドに関して車内では現金が使えなかった気がします。(確か)
バス停の場所が把握できたので、出発までお土産を買うことにしました。
また蚤の市やっていました。軍服みたいなものまで売っているとは。楽しい!
教会とか銅像とかも多い。
夜は少し怖そうなところもあります。
あんまりウクライナで日本のものを見かけることはありませんでしたが、ラーメンという文字を発見。よく後ろを見るとパスタが。。
色々みて回って疲れたので、空港へと向かうことにしました。リヴィウ 大学前に戻りました。しかしもう一度駅に行って写真を撮りたかったので、途中でバスを降りました。
駅の中は昼間も暗めなので、ひったくりやスリなどには気をつけないといけないです。
大きな荷物を持ってどこへ行くのでしょうか?中には親子の別れるシーンも見えてきました。
「Небезпека」は「危険」という単語で線路内に立ち入るな!というポスターなんですね。この東欧ぽいポスター好きです。
駅近くからバスに乗って空港へと向かいました。
新しい空港でした。LOTポーランド航空で18:50発ワルシャワ行きに乗りました。次はキエフにも行ってみたいです。
リヴィウ のまとめ
・物価は安い。(経済的な混乱があるから?)治安もそれほど悪くない?
・街全体が美しい。でも観光地はそれほどない。(事前のリサーチ不足もあると思いますが、市内に密集しているので1~2日で十分かと)
・トラム、バスも充実。現金払いも可能。
ワルシャワ編に続きます。読んでいただきありがとうございました。