小田原日帰り旅行(210503)
こんにちは。あかつきです。
2021年5月3日に友人と小田原へ行ってきました。今回は江之浦測候所というアートミュージアムを中心に小田原市内を観光してきました。
2021年5月3日の8時24分町田発のロマンスカーに乗って小田原へと向かいました。
小田原方面へのロマンスカーに乗るのは久しぶりです。町田から本厚木以外は止まらないためとてもスムーズに快適に移動することができました。所要時間は40分くらいです。
小田原に近づくにつれて富士山が見えてきました。だいぶ暖かくなってきたのでまだ雪が残っているとは思いもしませんでしたが、とてもきれいでした。そんなこんなで小田原駅へと到着し、友人と合流しました。最近は友人と中々遊びに行くことができていなかったので楽しみにしていました。
・江之浦測候所へ
この日はまず最初に江之浦測候所に向かいました。江之浦測候所は小田原駅から二駅離れた根府川(ねぶかわ)駅に近く、そこからバスで10分くらいのところにあります。私たちは東海道線に乗って根府川駅に向かいました。
根府川駅は東海道線(熱海-高崎間)で唯一の無人駅だということです。無人駅ですが、ちゃんとsuicaも使用できます。今回は事前に予約していた江之浦測候所行のバスで移動しました。
そもそも江之浦測候所はどんなところなのか?についてホームページで以下のような説明がされています。
江之浦測候所は、美術品鑑賞の為のギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成され、また財団の各建築物は、我が国の建築様式、及び工法の、各時代の特徴を取り入れてそれを再現し、日本建築史を通観するものとして機能している。(ホームページより引用)
入り口では検温とアルコール消毒を行ったうえで、事前に発券したチケットを受付の方に渡す形になっています。事前にホームページから予約が必要なのでご注意を。入ると早速素敵な建物たちが見えてきます。
入り口の左手に待合棟があります。こちらにはコインロッカー(無料)やトイレがあります。また椅子もあるのでちょっと休憩したいときに使うこともできます。雰囲気が最高でした。
入り口右手には夏至光遥拝100メートルギャラリーというギャラリーがあります。
中はこんな感じ。近代的な建物で壁にはモノクロの海の写真が展示してあり、硝子に反射した海や木がまたギャラリーの良さを高めていると感じました。
ギャラリーの横にはこんなものがありました。友人はこれを見てずっとケーキと言っていました。笑 確かにケーキぽい。またギャラリーの一番奥からは外を眺めることができます。
本当に晴れてよかった。空、海、山、町すべてがきれいで感動しました。きっと夕日や満月の時はまた違った美しさがあるのではないかと思います。
時々施設内で写真のようなひもが付いた石を見る機会があります。これはこれ以上立ち入ってはいけないと示しているものです。ちょっとかわいいです。ルールを守って気持ち良く楽しみたいですね。
次にこちらの生命の樹(写真のモニュメント部分)のほうに行きました。中に入ると右手に鏡があり、正面から外に出ることもできます。
眺めが良い!右手の方には大島?も見える。
観客席はイタリアの古代ローマの円形劇場を実測し再現しているとのことです。観客席に座ってお茶を飲みながら風景を見たり、橋の先端付近まで行って写真を撮ったり楽しむことができます。
止め石がポツンとしていて可愛い。
パノラマ撮影いいですね。映えます。
建物だけじゃなくて自然も豊富です。藤の花は今がちょうど見ごろだということで、とてもきれいに咲いていました。
次に化石窟というところに向かいました。昭和30年代に使用されていた道具小屋を再利用しており、中には化石や小道具が展示されていました。
化石とか小道具とかがまた良い味を出していました。あとこの敷地内にはみかん畑があって、この化石窟の中でみかんを販売していました。
また化石窟の中には豊臣秀吉の禁令立て札も展示されていました。禁令立て札は秀吉が北条攻め(1590年)の時に、軍紀を律するために建てられた禁制の立て札だそうです。友人が歴史に詳しくこの日はめちゃくちゃ勉強になりました。
こちらは敷地内にある片浦稲荷大明神です。私は「これからも彼と仲良くできたらいいな」と願いました。笑 これからもよろしくね。
天才からすると数学も美術のようなものなのでしょうか...?負の定曲率とは何。。?
竹林の中を暖かい風が吹いて、心地よい時間を過ごすことができました。
さっきまわってきたところを下から見るとこんな感じでした。中々インパクトがありますよね。
蛇も登場。
光の中に吸い込まれるような雰囲気で、幻想的でした。個人的にはこのミュージアムで一番好きになったところはここですね。
長方形の枠の中から見る外もまた違った見え方でとてもよかったです。夕方になると夕日の光が入り口まで入ってきて幻想的に見えるとのことです。
まだまだ紹介しきれていないところもありますが、江乃浦測候所本当におすすめのところです。ぜひ予約した上で行ってみてください。私たちは約2.5時間くらい満足するまで見学しました。
ちなみに根府川駅に戻ってきたときに駅ホーム近くに猿がやってきました。笑 この駅は猿が出没することで有名らしいです。
・城下町でウナギを食す
見学後は小田原駅方面に戻りお昼を食べることにしました。朝の時点ではあまり観光客はいませんでしたが、流石にお昼になるとたくさんの方が来ていました。今回せっかくの機会なので私たちはうなぎを食べに行くことにしました。駅近くに老舗のうなぎ屋がいくつかあり、めぐっていましたが、すでに準備中であったり休業中でなかなかお店が見つかりませんでした。若干焦りつつお店を探しているといいお店を見つけました。つきじ宮川本廛 です。
今回は贅沢ですが、うな重の松にしました。3,300円です。肝吸いと漬物も付いていました。大満足です。
ちなみに違うところで抹茶の大判焼きを食べました。友人はカスタードクリーム、私はクリームチーズにしました。クリームチーズって甘いものかと思っていたのですが思いの外ほかしょっぱくてびっくりしました。笑 でも美味しかったです。
・名物小田原城へ
続いて小田原の1番の名物である小田原城を見に向かいました。最後に小田原城に行ったのは今から6年くらい前かと思います。
久しぶりにお城を見ました。やっぱりかっこいいですね。でもそれにしてもたくさんの人。。。
城の下の広場ではイベントが行われていました。友人曰く前に来たときはもっと侍がいたとのことなので、コロナで人数を減らしているのではないかと思います。
今回たくさん人がいたのでお城の中は見るのを諦めました。その代わりに城内にあるきんじろうカフェで休憩することにしました。
きんじろうカフェでアイスアメリカーノを注文しました。(写真撮り忘れた。)屋外ですが雰囲気もよく、涼しく快適でした。
今回は江之浦測候所を中心に、小田原を観光してきました。友人には色々と感謝です。日帰りでしたが非常に濃い1日となりました。是非皆様も機会があれば行ってみてはいかがでしょうか?読んでいただきありがとうございました。
稚内旅行(20201103)
こんにちは。あかつき です。稚内旅行最終日です。
この日は最終日ということもあり、少し早起きして朝日を見にいくことにしました。朝日を見るついでに礼文島などに向かう事ができるフェリーターミナルを見学することにしました。久しぶりにきれいな朝日を見ることができてよかったです。
写真右手に見えるのがフェリーで、このフェリーで礼文島・利尻島へいく事ができます。
フェリーターミナル内は、朝早いこともあってほとんど人はいませんでした。 中にはお土産屋さんもあります。
ちなみに稚内にはサハリンのコルサコフ港を結ぶ国際線フェリーターミナルがあります。利用者が少ないということで、この何年かは閉鎖されているということです。
飛行機ですがサハリンは東京(成田)と北海道(新千歳)に就航便がありますが、稚内には就航していないようです。となるとフェリーが運行していないとロシアの方は稚内に行きにくいですね。。かつてはたくさんのロシアの方が来て盛り上がっていた時期もあったそうです。いつか稚内からサハリン に行ってみたいですね〜。
駅の方に戻るときに開基百年記念塔と月が見えました。この後軽いハイキングみたいな感じでここに向かいました。
朝食はひとしの店で取ることにしました。駅のロータリー近くにあり、アクセスも良いです。
開基記念塔に向けて出発しました。すると目の前に鹿が3匹。。
家族なんでしょうか?なんだか一緒に行こうよって誘われているような気がしました笑
そんなこんなめちゃくちゃ歩いて(道中は省略。息切れ...)
実はこの開基記念塔は10/31までしか開いておらず、11月以降は冬季休みのため閉館とのことでした。残念ながら中には入れませんでしたが、稚内の美しい景色を最後に見ることができてよかったです。
ちなみに開基とは「物事の基礎を築くこと」という意味で、宗谷に戸長役場が置かれた1879年を稚内市の開基とし、100年目にあたる1978年7月に稚内公園の丘陵上に建設されたそうです。利尻島や礼文島、さらにはサハリンも見ることができるそうです。
こんな感じのところをひたすら登ってきました。
ちなみに、何年か前に山崎賢人さんの「管制塔」という映画を見て、いつか来てみたいなとずっと思っていたのがこの場所です。映画自体は結構前の映画で、それほど有名な役者さんは出ていませんが、好きな映画です。よかったらみてくださいね。
そんなこんなで東京に戻る時間になってしまいました。駅前のバスに乗って稚内空港を目指します。バスは1日3本で、飛行機に合わせてバスがあるようです。
稚内空港につきました。ANAしか就航便がありません。多分記憶の限り人生初のプロペラ機です笑。羽田への直行便はなかったため、新千歳経由で東京に帰ります。
新千歳空港での乗り換え待ちの間に、スープカレー食べました。笑
ということで今回の稚内旅行は無事に終了しました。今回もあんまりまとまっていないですが、読んでいただきありがとうございました。
稚内旅行(20201102)
こんにちは。あかつき です。
稚内二日目になりました。今回はレンタカーで稚内各地を駆け巡りました。
旅の主な内容 (2020年11月2日 1日目)
今回は稚内駅近くにあるタイムズのシェアカーを使って市内を移動しました。以前会員登録する機会があり、今回せっかくの機会なので使うことにしました。アプリから予約するだけで、何時からでも借りられるのがレンタカーとは違って便利です。
まず最初に向かった宗谷岬ですが、中心地からかなり離れているので、バスや車で移動する必要があります。 バスもあるようですが、利便性が悪いので車がおすすめです。
ドライブ開始から大雨になってしまい、運転にも慣れてないこともあって結構不安でした。ただ朝早いこともあって車はほとんど走っておらず落ち着いて走ることができました。30分くらい走り続け無事に宗谷岬へ到着しました。
あまりに雨が酷かったのでしばらく車内で待っていると、雨が小雨になってやがて止みました。
日本の最北端に到着しました。残念ながら雨は止みましたが、曇っていてサハリンは見えませんでした。「最北端に来たんだ」という実感は感じました笑。
また近くに間宮林蔵の銅像がありました。間宮林蔵は江戸時代に樺太が島であることを確認し、間宮海峡を発見したことで有名です。飛行機や船舶がない時代に樺太の地図を作成するなど偉大な功績があります。
近くにはお土産屋さんや食堂もちらほらあり、どの店も最北端の〇〇と謳っていました笑。
近くの柏屋さんで日本最北端証明書を購入しました。ちょっとお店の方が無愛想すぎて笑っちゃいましたが、いろんなお土産も売っています笑。
また近くには宗谷岬神社がありました。
宗谷岬神社は日本最北の神社ですが、私は今回の旅行の交通安全を祈ってきました。おかげで交通事故に遭わずに旅行を楽しむ事ができました。ありがとうございます。
しばらく周辺を散策した後に、車で3分くらいのところにあるてっぺんドームという展望台みたいなところにやってきました。
なんとここからほんのわずかに島かげが見えました。おそらく方向的にはサハリンの方向なので間違い無いかと思います。ちょっと感動しました。ちなみにてっぺんドーム自体は特にたいしたものはありません。
次に稚内の有名どころの一つであるウィンドファーム(風力発電がたくさんあるところ)と「白い道」を見に、宗谷丘陵の方へ向かいました。
すっかり天気も良くなりました。車のCMとかで使われそうなくらい、広大でどこまでも続いていました。久しぶりに気持ちが洗われるような気分になり、いい気分転換になりました。
ウィンドファームが見えてきました。稚内は風力、太陽光、バイオマス発電と再エネ事業が盛んに行われているようです。そして所々でエゾジカを見かけました。北海道は本当に自然が豊かだと体感しました。
しばらく道を進み「白い道」を目指しました。途中道路が狭くなって、もう後戻りできなくなってしまいひたすら進み続けました。笑
この白い砂はホタテの貝殻を敷き詰めたものであるようです。空と海の青さ、草木の緑のコントラストになってとてもきれいなところでした。
また写真では撮れませんでしたが、人生初めて野生のキツネを見かけました。ただ可愛い顔をしていますが、噛まれると病気になる事があるようなので注意したいところですね...
次に宗谷本線の抜海駅に向かいました。抜海駅は宗谷本線の最北にある無人駅です。残念ながら2021年3月に廃駅になる予定です。
裏口はプレハブ小屋のような雰囲気ですが、中は昭和の雰囲気が漂う待合室になっています。中にはノートがあって、訪問者の名前が書かれていました。私も記念に名前を残しました。
(ちょっと残念だった点:めちゃくちゃハエ(死骸も含む)がいて気持ち悪かった)
少なくとも1時間くらい滞在していましたが、1組の観光客を除いて、そのほかの利用者は全くいませんでした。かつてはたくさんの人に使われた駅の寿命も短いと思うとなんだか泣けてきますね...
サロベツが通過するという事でしばらく待機して撮影する事ができました。
動画も撮影したのでよろしければご覧ください。
次に宿のご主人のおすすめしてもらった豊富温泉に向かいました。豊富温泉は稚内から車で45分くらいのところにあります。
豊富温泉は油分を含んだ石油臭のする湯で、日本の名湯百選にも選ばれている有名な温泉です。実際に入ってみた感想としては、ぬめりがあって、泥で濁ったような湯でしたが、保湿とかにも効果がありそうで個人的には好きでした。ただ出るときにシャワーをよく浴びないと身体中が石油の匂いがするのでご注意を笑。
私が実際に撮影した写真は無いのですが、興味があれば以下のリンクから詳細確認してみてくださいね。
豊富温泉から稚内への帰路の際に夕日丘パーキングに寄って、夕日を見ることにしました。
残念ながら曇ってしまいましたが、利尻島は見る事ができました。稚内駅からも近く、パーキング場にはトイレもあるのでドライブの休憩にも良いと思います。
といった感じで稚内二日目も無事に終了しました。
読んでいただきありがとうございました。
稚内旅行(20201101)
こんにちは。あかつき です。
今回は北海道 稚内へ旅行に行きました。現在はコロナで海外に行くことができない中、しばらく日本国内の旅行に焦点を当てたいと考えています。中でも日本の国境をテーマにした、いわゆるボーダーツーリズムにこだわってみたいと思っています。ちょうど昨年の今頃はロシアのハバロフスクやサハリンに滞在していましたが、サハリンとも関係の深い国境の街稚内を通じて両国の様々な歴史について学びたいと思います。
旅の主な内容 (2020年11月1日 1日目)
10/31夜に札幌到着し、翌日7:30に特急宗谷で稚内へと向かいました。(札幌での滞在ではこれと言って何もしていないので省略します。)
札幌駅から稚内までは特急でも約5時間かかります。約400kmほど離れています。
しばらくすると宗谷号が入線してきました。
宗谷号は4両編成で、自由席が最後尾で、それ以外は指定席です。車内販売もなく、お弁当等を事前に買っておかないとなかなかきついのではないかと思います。駅構内にはキオスクや駅弁販売しているところがあるのでそういうところを利用すると良いのではないかと思います。
いよいよ約5時間にわたる鉄道旅が始まりました。
私のように終点まで向かう人もいれば、途中駅の旭川駅で降りる人も多かったです。
札幌駅からしばらく走ると、すぐに畑や山林が見えてきました。所々紅葉していて、綺麗でした。所々、サハリンの鉄道の沿線を彷彿とさせ懐かしい気分にもなりました。
せっかくこういう機会なので、札幌駅で駅弁を購入して食べることにしました。
途中で大雨降ったり、晴れたりと不安定な天気が続きました。あと一ヶ月後はあたりは雪で覆われているそうです。
車内の広報誌の一部ですが、本州と北海道の大きさを示したものです。うかつに北海道一周ドライブしたいと言ってた大学生時代の私に見せてあげたいです。笑
そんなこんなで終着の稚内駅へとやってきました。
東京駅から約1500kmということで、改めて遠くまできたなあと実感しました。
駅は想像していたよりも近代的で、道の駅(お土産屋さんや食堂もある)としても機能しています。さらに二階には映画館(最北端の駅でもあり映画館でもある。)もあるなど地元民の憩いの場にもなっているようです。
稚内は2泊3日の余裕のあるスケジュールだったので、1日目は近場に焦点を当てて観光しました。 まず稚内の観光スポットであるノシャップ岬へ向かうことにしました。
駅前のバス停から10分くらいで周辺に到着しました。ちなみにノシャップという言葉はアイヌ語のノッ・シャムからきているということで、岬のそばという意味があるらしいです。
残念ながら天気が悪く、人もほとんどいませんでした。
(次の日の宗谷岬訪問の際に晴れることを祈るだけでした。)
せっかくきたので見学することにしました。大人は500円です。
せっかくなので餌のカゴを二つ買って、アザラシと戯れることにしました。笑 1カゴ100円です。
館内にはちょっとした水槽もあり、楽しかったです。美味しそうなタラバガニ...
また隣には稚内市青少年科学館があり、宇宙や地球、南極探検隊の歴史など様々な展示がありました。
結構施設は古いですが、一人でも家族連れでも楽しいのではないかと感じました。
次に私はバスで南稚内駅の方へ行くことにしました。町をよく見てみるとロシア語の案内が非常に多いのが特徴的でした。例えば...
このような交通標識に英語のほかにロシア語の表記があります。
私はキリル文字はなんとなく発音できるので、なんとなく読めました。笑
(ローマ字表記もあるのでそれはそうか...)
このような感じでサハリンとの近さを実感して、いっそう面白くなってきました。
南稚内駅までやってきました。特に何もなくトイレだけお借りして、稚内駅まで徒歩で戻ることにしました。笑
市内に戻る際に稚内市樺太記念館へ向かいました。この記念館は副港市場内にあるのですが最近全ての施設が閉鎖されたということでなんとも寂しい状態になっていました...
残っているのはこのレトロな商店街と二階にある稚内市樺太記念館だけでした。もともとは温泉施設も完備していたようです。
2階に上がったところすぐ左手の方向にあります。観光客は全くいませんでしたが、男性スタッフの方が2名いて、私に色々と説明をしてくれました。また私がサハリンに行ったことや、ウズモリエで鳥居を見た話を真剣に聞いてくれました。
サハリンには私の知らないところにもまだまだ日本時代の歴史遺産が残っていることを改めて知ることができました。また展示されていた当時の日本とソ連の国境の印はサハリン 州立郷土博物館でも同様のものを見ました。
詳細は以下の過去ブログにも書いてあるのでよろしければ読んでいただけると幸いです。
こうやって歴史を勉強できるのも旅行のいいところです。また機会があればサハリンに行って、真岡の郵便局やウグレゴルスクにも行ってみたいです。
そんなこんなであたりは真っ暗になり、稚内駅周辺に戻ってきました。
駅近くには古くからの商店街があります。一見夜だからお店が閉まっているようにも見えましたが、ほとんどが閉店しておりいわゆるシャッター商店街状態でした...
地方を訪れると感じるのが、こういう過疎化です。観光に頼りすぎると、現在のコロナのような状況で生き残るのは難しいかもしれません。地元の資源を生かした地域開発に取り組む必要があると思います。私たち若い人がいろんなアイディアを使って政府の進める地方創生に貢献していく必要があると強く感じました。
国境の街のブランドを生かして地方創生につなげることはできないだろうか...
そんな複雑な気持ちを抱えつつも、夜ご飯にすることにしました。
夜ご飯は商店街近くの寿司竜さんに伺いました。お任せ握りを注文しました。お通しは枝豆と味もついたお豆腐みたいなものが出てきました。とっても美味しかった。お寿司もとっても美味しかった
学生の時はビールなんか飲めませんでしたが、いつの間にか好きになってきました。
ということで1日目は終了しました。読んでいただきありがとうございました。
群馬•新潟旅行(20200827)
こんにちは。あかつきです。
今年の三月ぶりに一人旅行に出かけました。青春18切符を使って新潟まで向かいました。
旅の主な内容 (2020年8月27日 1日目)
旅のスタートは南浦和です。この駅から新潟駅まで約8時間の旅です。途中で、群馬県の土合駅、新潟県の長岡で途中下車したため実際にはもっと時間がかかりました。
使用した主な路線は以下です。
高崎から水上まではこの列車でやってきました。前回中之条駅にいった時もこの車両だったと思います。
高崎駅を出てしばらくするとあたりの天気が悪くなってきました。水上駅に着いた時は大雨となってました。水上から長岡まではE129系にのっていきました。きれいな車両でロングシート、クロスシートともにあり、きれいなトイレもあり長距離でも安心できます。
私は出発する朝に途中の土合駅が面白いという話をみたので、水上から二駅隣の土合駅に急遽向かうことにしました。土合駅は日本で一番深いところにホームがあることで有名です。水上駅から列車で10分くらいです。
列車から降りてびっくりしたのが寒いことと霧が凄いことでした笑。思わず「さむっ」と言ってしまいました。。
ホームから地上までの階段は462段あり、ホームの標高は海抜583m、地上は653.7mと
70.7mの標高差があります。そのため地上に出るのに10分くらい時間がかかりました。。まだ中は涼しいので助かりましたが笑
幻想的な雰囲気でした。不思議な世界に繋がっていそうです。
昔ながらの改札。雰囲気ありました。もちろん無人駅なので人はいません。何十年も前は活気があったのかもしれません。
ここから乗車する人はこの証明書を降りる駅で見せれば大丈夫です。
記念に一枚発券しました。
昔ながらの切符売り場なども残ったままです。よく中を見ると座席があったり、お酒が置いてあります。これは切符売り場を活用したカフェを経営しているようです。あいにく当日は休業でしたが、インスタ で営業する日を確認してから言ってみるといいかもしれません。いつか行ってみたい!
最近は地方の廃校や駅舎を活用した地方創生事業も活発になっているようで、国内旅行を通じてそのような活動を見て勉強したいと思っています。
話が変わりますが、この土合駅の面白いところは、水上方面行きの列車は地上のホームから乗車する必要があることだと思います。一方長岡方面はすでに説明したように地下にあります。万が一寝過ごして土合で降りてしまったら大変なことになりそうですね...
駅の外観です。木造で、特徴的な形をしています。これから秋になれば、紅葉で、冬になれば雪で景色を楽しめそうです。
次の列車まで1時間以上あったので周辺をぶらぶらしました。これといってお店はないのですが、5分くらいのところにドライブインはあるのでランチやお土産を買うこともできます。
駅前にはバス停もあります。さすがに本数は少ないですね。
と言うことで時間になったので地下のホームへと向かいました。直前まで地上にいると間に合わないので注意を...
地下で撮った動画をアップしてみました...笑 (音量等ご注意ください。)
ということで列車に乗り再び、新潟駅を目指すことにしました。
天気も良くなり緑と青空がとても映えていました。このまま2時間くらいのんびりと列車に揺られていました。この時とってもお腹が空いていました..笑
無事に長岡着いたので、へぎそばか新潟の背脂ラーメンをお昼に食べたいと思ってましたが、よくよく考えたら前日のお昼に蕎麦を食べたので、今回はラーメンにすることにしました。(また麺類)
ネットで調べたところ、
チャーシューはジューシーで美味しかったです。ただやっぱりラーメン自体は脂が多いので、少し胸焼けしてしまいました笑。
その後駅に戻り、信越本線に乗って新潟駅に向かうことにしました。1時間ちょっとくらいかかりました。
今回の目的地の新潟駅に無事に到着しました!思った以上に栄えていると言うのが第一印象です。
駅近くでレンタサイクルを借りて、市内を観光することにしました。日本海が見たいと思い、海の方へ向かいました。
ここまで自転車でくるのも大変でした..とにかく暑く、シャツはびしょびしょに。
誰も人がいなかったので、展望台の上でシャツを脱いで汗が引くのを待っていました笑
ほんとにこれと言って大したところには行ってないんですが、駅方面に戻り今晩とまるホステルへ行きました。
本に囲まれていて、さらに北欧雑貨ぽい家具も多くとてもいいホステルでした。残念ながら宿泊者はほとんどおらず、他の人と話す機会はありませんでした。
シャワーを浴びて夕食を食べに行きました。駅近くの「鮪や」さんに行きました。
まずは地ビールから。新潟は日本酒だけではなく、ビールも有名です。
普通にレベル高くて、遥々新潟まできてよかったです笑。
これと言って大したことはやっていないのですが、久しぶりに楽しめました。
1日目は以上で終了です。読んでいただきありがとうございました。
四万温泉日帰り旅行(20200723)
こんにちは。あかつきです。
先日会社の同期二人で群馬県の四万温泉に行きました。(日帰りです)
今回の旅のスタートはJR上野駅です。
7/20からJRの「青春18切符」が利用できるようになったので、今回はこれを使って四万温泉の最寄駅中之条駅へ向かいました。青春18切符は5回(人)分使用することができます。例えば鈍行で京都まで向かいたい時に、一人であれば一つのスタンプが押されます。残りは4回ありますが、一人で使うこともできますし、他の人合わせて4人で使用することもできます。もちろん日本全国のJRで使用できます。(新幹線や特急などは基本的に使えない)
中之条駅まで上野から片道 2640円(往復:5280円)かかります。18切符を使えば、往復料金は通常より2870円も安く移動することができるので大変お得です。もちろん鈍行になるので時間はかかりますが、景色を楽しんだり、友人と話をして過ごすのも楽しいです。
今回の経路はこんな感じです。
3時間くらいかかりましたが無事に中之条駅へ到着しました。初めて吾妻線(あづま)線に乗りました。
中之条駅前からバスに乗って四万温泉方面へ向かいます。一番のプラットホームで待ちました。駅中には休憩スペースもあって、バスや列車を待つこともできます。バスはsuicaも使えるので便利で、大体30分くらいで目的地のところに到着しました。
いよいよやってきました。
古き良き日本の温泉街といった感じで、看板とかレトロでとても味があってよかったです。スマートボールもちょっと興味ありましたが、今回はスキップしました。
蕎麦は十割蕎麦(つなぎとして小麦を使わない蕎麦)にしてもらいました。暖かい鴨だしとマッチしてとても美味しかったです。また舞茸の天丼も味がよく一瞬で食べてしまいました笑。
次に四万川ダムへと向かいました。私たちは車などはなかったので歩いて向かうことにしました。昼食食べた後から、天気が良くなってきて雨は止みました。
古い橋を渡って対岸へ向かいました。
写真に写っているのは同期の友人です。こんな森の中に入って行きました。中は涼しくてひんやりとしています。
ひたすら道なりに沿って歩いて行きました。友人とは最近社内で仲良くなったばかりなので、話が尽きたらどうしようとか心の中では正直思っていましたが、そんなこと忘れるくらいたわいの無い話をしたり、楽しく過ごすことができました。笑
違う世界に行けそうな雰囲気がありました。 (「君の名は」とかに出てきそう...)
途中で「小泉の滝」という滝の看板があったので見に行くことにしました。
正直雨が降っていたので、水は濁っているだろうと思っていましたがそんなことはありませんでした。滝自体は大きなものではありませんが、今まで見た中でも上位に入るくらい綺麗でした。何より水の色が綺麗で、赤い砂とのコントラストになっていて二人で感動してました笑。
こういった大きな構造物は迫力があり、興奮しますね笑。これを作るのはとても大変だったんだろうと感じながら、ダムの中の方へ向かいました。通常はエレベータがあるようですが、感染症対策の一環でエレベータは現在使用できないということでした。
この向こう側にダムがあります。ネットの評判ではとても綺麗な湖として有名だったので、二人で下を向きながらギリギリまで見ないようにしました笑
二人揃って「おーっ」と叫んでしまいました。笑 友人はバスクリンじゃん!と笑ってました。こんな青い湖は見たことはありませんでした。地元の人の話によると季節によって見え方が変わったり、秋は紅葉、冬は雪景色と様々な景色が見えるそうです。今日は天気はあまり良くありませんでしたが、それでも綺麗に見えたので大満足です。
最後は旅の疲れを取るために、楽しみにしていた温泉に行くことにしました。ということで積善館という宿の日帰り入浴に行くことにしました。こちらは「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったとも言われる場所で、元禄七年(1694年)江戸時代からやっている老舗の旅館です。赤い橋は映画に出てきたものと雰囲気が似ていました。(思ったほど橋は長くありませんでした。)
ここで私たちはあることに気付いていませんでした。。それは日帰り入浴の受付時間は16:00までということで既にその時間を過ぎていました。
ということで今回は入ることができませんでしたが、また別の機会に行きます笑。雰囲気だけでも味わえたのでよかったです。
ということで違う温泉に向かうことにしました。その途中で焼きまんじゅうを食べることにしました。
テレビとかでも良く紹介されるようでたくさん写真が飾ってありました。通常まんじゅう焼きは4個で300円ですが、もう3個しか無いということでした。3個を150円で売っていただきました。(二人で仲良く食べました)
普通は餅が定番だと思いますが、代わりにまんじゅうになっているのが特徴です。餅だと食べにくかったり、お腹一杯になってしまいますがこれならちょっと小腹が空いた時もいいと思います。お店の方も気さくで、よかったです。
その後温泉街の中心から1.5kmくらい離れたところにある町営の「清流の湯」に向かうことにしました。町営と言うこともあって一人500円で入浴できるのは大変ありがたいです。目の前に路線バスの駅もありました。
温泉なので写真は撮れませんが、露天風呂もしっかりついていました。景色も最高で、目の前に綺麗な川が流れていました。
やっぱり入浴後はこれ!
その後路線バスで中之条駅周辺に戻ってきました。朝偶然見つけたラーメン屋さんがまだやってたらそこにしようと言うことで「竹馬」と言うお店に向かいました。なんでここにしようと思ったかと言うと、「学生ラーメン350円」と言う言葉に惹かれたからです。私たちはもう学生では無いので正規の料金400円ですがそれにしても安い。
お店に行ってみると、既にのれんが閉まってあったので閉店したのかと思いきや、外にいた男性の方がまだやっているよと声かけてくれ入店しました。
漬物の他にも近所の人にいただいた枝豆やシソジュースを分けていただきました。それから1時間くらいお店の方達と地元のことについてお話を伺いました。
この地域は働くところが少なくて、若い人が都会へ出て行ってしまうからどんどん過疎化が進んだりシャッター街が増えていると言うことでした。「君たちの会社をこの辺でも開いて欲しい」とも言ってました。日本の抱える問題を目の前で体験しました。
また中之条町では最近になって初めてコロナ感染者が出たということですが、その感染者の家族(陰性)が地域の方々に謝りに回ったそうです。東京などの都会では考えられませんが、地方だとそういった雰囲気があると言うことも知りました。
そういった問題のことについても知ることができましたが、中之条町の良いところもたくさん教ええていただき大変良い経験になりました。ありがとうございます。
中之条駅に戻ってきました。いよいよ終了です。
駅ホームには風鈴がついていました。よく見ると人々の願いが込められた短冊がついていました。将来の職業の夢に関してだったり、コロナ収束に向けた願いであったりそれぞれが叶うことを祈っています。
「あなたのJR」と言うキャッチフレーズがなんとも田舎らしい。。
21:02発最終の高崎行きがやってきました。夏は始まったばかりなのに、なんだか寂しい気分になりました。(修学旅行の最終日みたいな気分)
と言う事で日帰りでしたが、実に中身の濃い旅行になりました。ついてきてくれてありがとう!(友達と行く旅行も良いことに気がついた)
フィンランド旅行 ヘルシンキ編 (20200314)
こんにちは。あかつきです。ヘルシンキ二日目で最終日です。昨日「コロナ」と叫ばれてから心の中ではずっとモヤモヤしてましたが、最終日なので後悔のないようにヘルシンキ滞在を楽しみました。
私たちは海岸沿いの天文台やかもめ食堂に行ってきました。最終日は二人ずつに分かれて行動し、お昼頃に再開することにしました。もう一方のグループはマリメッコとかで買い物していたそうです。
私たちは天文学の研究室にいたので、私がずっと来て見たかったところがここです。残念ながら休館でしたが外観だけでも見れてよかったです。さらに海岸のほうに小さなドームがあるということで向かいました。
以下は公式サイトです。
天文台は丘の上の公園にあるので海岸がよく見えます。奥には昨日見たウスペンスキー教会や観覧車が見えます。さらに近くには国際フェリーターミナルもあります。大きなクルーズ船も止まっています。(このときはダイヤモンドプリンセスがもっとも問題な時期でしたね。。)このターミナルから隣国のエストニアのタリン(首都)に行くことができるようです。エストニアはフィンランドと同じくEU加盟国であり、いわゆるバルト三国の一つです。エストニアの物価はフィンランドと比べても安いということで、フィンランド人が日帰りで買い物に行くこともあるらしいです。次にフィンランドに来るときはエストニアにも行って見たいですね。
しばらく歩きました。教会も多いです。日本で言えば神社やお寺がたくさんある感じでしょうか?
想像していたよりも海が泥っぽく濁っていてちょっとビックリ。そういうものなのかもしれないけど。
美味しそうなものがたくさんあったけど、ここではコーヒーだけにしました。
この道ははかもめ食堂で片桐はいりさんが自転車こいてた道だと思います。(多分)(さっき行ったカフェもロケ地だったかもしれない)
かもめ食堂が休業していました。実は昨晩同じツアーの方とお話しした時にお店が長期休暇中であることを聞いていました笑。注意書きによるとインフルエンザ流行のため?と書いてありました。せっかくなのでお店の外観だけでもということで見に行くことにしました。映画同様にお店はガラス張りなので中の様子を確認することが出来ました。窓側の席が少し変わっているようでしたが、見た目は映画そのものでした。次来る機会があれば今度は食べに行きたいです。「かもめ食堂」のWEBサイトを添付しておきます。
市内の方へと戻ることにしました。途中で立派な教会も見えてきました。
途中で前回のトランジットで訪れたフィンランド・ロシアのお土産屋さんで
なぜかガガーリンのポストカード集書いました。笑 しかもセールで安かった。
お店出る時に覚えたばかりの「до свидания (ダスビダーニャ)」(さようなら)と声かけてお店を出ました笑。またロシアにも行きたいです。(ちなみにこの写真は前回のトランジットで来た時に撮った写真です。)
市内の中心に戻ってきて皆と合流しランチをとることにしました。場所は「CAFE ENGEL」にしました。元老院広場の目の前です。
最後の最後にフィンランドの伝統的な料理を食べてこの旅行は無事に終了しました。
トルコ経由で成田へと戻りました。
色々とありましたが、フィンランドがとても好きになりました。個人的にはフィンランド人は日本人に似た性格の人が多いような気がします。また世界が平和になったら是非フィンランドに行きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
おまけ
CAFE ENGELの外の壁に貼ってありました。笑 日本のアニメは世界でも通用するんだなと思います。