AkatsukiDiary

社会人旅行記

四万温泉日帰り旅行(20200723)

こんにちは。あかつきです。

先日会社の同期二人で群馬県四万温泉に行きました。(日帰りです)

 

今回の旅のスタートはJR上野駅です。

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スタートは上野駅

7/20からJRの青春18切符が利用できるようになったので、今回はこれを使って四万温泉の最寄駅中之条駅へ向かいました。青春18切符は5回(人)分使用することができます。例えば鈍行で京都まで向かいたい時に、一人であれば一つのスタンプが押されます。残りは4回ありますが、一人で使うこともできますし、他の人合わせて4人で使用することもできます。もちろん日本全国のJRで使用できます。(新幹線や特急などは基本的に使えない)

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青春18切符

 中之条駅まで上野から片道 2640円(往復:5280円)かかります。18切符を使えば、往復料金は通常より2870円も安く移動することができるので大変お得です。もちろん鈍行になるので時間はかかりますが、景色を楽しんだり、友人と話をして過ごすのも楽しいです。

今回の経路はこんな感じです。

  1. 上野発8:45→高崎10:32(高崎線:高崎行き)
  2. 高崎10:44→中之条11:35(吾妻線万座・鹿沢口行き)

3時間くらいかかりましたが無事に中之条駅へ到着しました。初めて吾妻線(あづま)線に乗りました。

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中之条駅

 中之条駅前からバスに乗って四万温泉方面へ向かいます。一番のプラットホームで待ちました。駅中には休憩スペースもあって、バスや列車を待つこともできます。バスはsuicaも使えるので便利で、大体30分くらいで目的地のところに到着しました。

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温泉街入り口。

いよいよやってきました。

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昭和の雰囲気漂う温泉街。

古き良き日本の温泉街といった感じで、看板とかレトロでとても味があってよかったです。スマートボールもちょっと興味ありましたが、今回はスキップしました。

 

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蕎麦処 小松屋

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鴨蕎麦と天丼

蕎麦は十割蕎麦(つなぎとして小麦を使わない蕎麦)にしてもらいました。暖かい鴨だしとマッチしてとても美味しかったです。また舞茸の天丼も味がよく一瞬で食べてしまいました笑。

 

 次に四万川ダムへと向かいました。私たちは車などはなかったので歩いて向かうことにしました。昼食食べた後から、天気が良くなってきて雨は止みました。 

 古い橋を渡って対岸へ向かいました。

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写真に写っているのは同期の友人です。こんな森の中に入って行きました。中は涼しくてひんやりとしています。

 

ひたすら道なりに沿って歩いて行きました。友人とは最近社内で仲良くなったばかりなので、話が尽きたらどうしようとか心の中では正直思っていましたが、そんなこと忘れるくらいたわいの無い話をしたり、楽しく過ごすことができました。笑

 

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途中にあった鳥居。(倒木のため立ち入りは禁止になっていました)

違う世界に行けそうな雰囲気がありました。 (「君の名は」とかに出てきそう...)

 

途中で「小泉の滝」という滝の看板があったので見に行くことにしました。

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滝までの道のりは厳しかった。

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小泉の滝。

正直雨が降っていたので、水は濁っているだろうと思っていましたがそんなことはありませんでした。滝自体は大きなものではありませんが、今まで見た中でも上位に入るくらい綺麗でした。何より水の色が綺麗で、赤い砂とのコントラストになっていて二人で感動してました笑。

 

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人懐っこいトンボ。

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四万川ダム

こういった大きな構造物は迫力があり、興奮しますね笑。これを作るのはとても大変だったんだろうと感じながら、ダムの中の方へ向かいました。通常はエレベータがあるようですが、感染症対策の一環でエレベータは現在使用できないということでした。

 

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この向こう側にダムがあります。ネットの評判ではとても綺麗な湖として有名だったので、二人で下を向きながらギリギリまで見ないようにしました笑

 

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奥四万湖

二人揃って「おーっ」と叫んでしまいました。笑 友人はバスクリンじゃん!と笑ってました。こんな青い湖は見たことはありませんでした。地元の人の話によると季節によって見え方が変わったり、秋は紅葉、冬は雪景色と様々な景色が見えるそうです。今日は天気はあまり良くありませんでしたが、それでも綺麗に見えたので大満足です。

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  最後は旅の疲れを取るために、楽しみにしていた温泉に行くことにしました。ということで積善館という宿の日帰り入浴に行くことにしました。こちらは「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったとも言われる場所で、元禄七年(1694年)江戸時代からやっている老舗の旅館です。赤い橋は映画に出てきたものと雰囲気が似ていました。(思ったほど橋は長くありませんでした。)

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積善館。

 ここで私たちはあることに気付いていませんでした。。それは日帰り入浴の受付時間は16:00までということで既にその時間を過ぎていました。

ということで今回は入ることができませんでしたが、また別の機会に行きます笑。雰囲気だけでも味わえたのでよかったです。

www.sekizenkan.co.jp

ということで違う温泉に向かうことにしました。その途中で焼きまんじゅうを食べることにしました。

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焼きまんじゅう

テレビとかでも良く紹介されるようでたくさん写真が飾ってありました。通常まんじゅう焼きは4個で300円ですが、もう3個しか無いということでした。3個を150円で売っていただきました。(二人で仲良く食べました)

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焼きまんじゅう

 普通は餅が定番だと思いますが、代わりにまんじゅうになっているのが特徴です。餅だと食べにくかったり、お腹一杯になってしまいますがこれならちょっと小腹が空いた時もいいと思います。お店の方も気さくで、よかったです。

 

 

  その後温泉街の中心から1.5kmくらい離れたところにある町営の「清流の湯」に向かうことにしました。町営と言うこともあって一人500円で入浴できるのは大変ありがたいです。目の前に路線バスの駅もありました。

 

 温泉なので写真は撮れませんが、露天風呂もしっかりついていました。景色も最高で、目の前に綺麗な川が流れていました。

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やっぱり入浴後はこれ!

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牛乳とコーヒー牛乳。

  その後路線バスで中之条駅周辺に戻ってきました。朝偶然見つけたラーメン屋さんがまだやってたらそこにしようと言うことで「竹馬」と言うお店に向かいました。なんでここにしようと思ったかと言うと、「学生ラーメン350円」と言う言葉に惹かれたからです。私たちはもう学生では無いので正規の料金400円ですがそれにしても安い。

 

お店に行ってみると、既にのれんが閉まってあったので閉店したのかと思いきや、外にいた男性の方がまだやっているよと声かけてくれ入店しました。

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ラーメンと漬物。

漬物の他にも近所の人にいただいた枝豆やシソジュースを分けていただきました。それから1時間くらいお店の方達と地元のことについてお話を伺いました。

 

この地域は働くところが少なくて、若い人が都会へ出て行ってしまうからどんどん過疎化が進んだりシャッター街が増えていると言うことでした。「君たちの会社をこの辺でも開いて欲しい」とも言ってました。日本の抱える問題を目の前で体験しました。

 

また中之条町では最近になって初めてコロナ感染者が出たということですが、その感染者の家族(陰性)が地域の方々に謝りに回ったそうです。東京などの都会では考えられませんが、地方だとそういった雰囲気があると言うことも知りました。

 

そういった問題のことについても知ることができましたが、中之条町の良いところもたくさん教ええていただき大変良い経験になりました。ありがとうございます。

 中之条駅に戻ってきました。いよいよ終了です。

駅ホームには風鈴がついていました。よく見ると人々の願いが込められた短冊がついていました。将来の職業の夢に関してだったり、コロナ収束に向けた願いであったりそれぞれが叶うことを祈っています。

 

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駅ホームと風鈴。

「あなたのJR」と言うキャッチフレーズがなんとも田舎らしい。。

 

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21:02発最終の高崎行きがやってきました。夏は始まったばかりなのに、なんだか寂しい気分になりました。(修学旅行の最終日みたいな気分)

と言う事で日帰りでしたが、実に中身の濃い旅行になりました。ついてきてくれてありがとう!(友達と行く旅行も良いことに気がついた)