小田原日帰り旅行(210503)
こんにちは。あかつきです。
2021年5月3日に友人と小田原へ行ってきました。今回は江之浦測候所というアートミュージアムを中心に小田原市内を観光してきました。
2021年5月3日の8時24分町田発のロマンスカーに乗って小田原へと向かいました。
小田原方面へのロマンスカーに乗るのは久しぶりです。町田から本厚木以外は止まらないためとてもスムーズに快適に移動することができました。所要時間は40分くらいです。
小田原に近づくにつれて富士山が見えてきました。だいぶ暖かくなってきたのでまだ雪が残っているとは思いもしませんでしたが、とてもきれいでした。そんなこんなで小田原駅へと到着し、友人と合流しました。最近は友人と中々遊びに行くことができていなかったので楽しみにしていました。
・江之浦測候所へ
この日はまず最初に江之浦測候所に向かいました。江之浦測候所は小田原駅から二駅離れた根府川(ねぶかわ)駅に近く、そこからバスで10分くらいのところにあります。私たちは東海道線に乗って根府川駅に向かいました。
根府川駅は東海道線(熱海-高崎間)で唯一の無人駅だということです。無人駅ですが、ちゃんとsuicaも使用できます。今回は事前に予約していた江之浦測候所行のバスで移動しました。
そもそも江之浦測候所はどんなところなのか?についてホームページで以下のような説明がされています。
江之浦測候所は、美術品鑑賞の為のギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、門、待合棟などから構成され、また財団の各建築物は、我が国の建築様式、及び工法の、各時代の特徴を取り入れてそれを再現し、日本建築史を通観するものとして機能している。(ホームページより引用)
入り口では検温とアルコール消毒を行ったうえで、事前に発券したチケットを受付の方に渡す形になっています。事前にホームページから予約が必要なのでご注意を。入ると早速素敵な建物たちが見えてきます。
入り口の左手に待合棟があります。こちらにはコインロッカー(無料)やトイレがあります。また椅子もあるのでちょっと休憩したいときに使うこともできます。雰囲気が最高でした。
入り口右手には夏至光遥拝100メートルギャラリーというギャラリーがあります。
中はこんな感じ。近代的な建物で壁にはモノクロの海の写真が展示してあり、硝子に反射した海や木がまたギャラリーの良さを高めていると感じました。
ギャラリーの横にはこんなものがありました。友人はこれを見てずっとケーキと言っていました。笑 確かにケーキぽい。またギャラリーの一番奥からは外を眺めることができます。
本当に晴れてよかった。空、海、山、町すべてがきれいで感動しました。きっと夕日や満月の時はまた違った美しさがあるのではないかと思います。
時々施設内で写真のようなひもが付いた石を見る機会があります。これはこれ以上立ち入ってはいけないと示しているものです。ちょっとかわいいです。ルールを守って気持ち良く楽しみたいですね。
次にこちらの生命の樹(写真のモニュメント部分)のほうに行きました。中に入ると右手に鏡があり、正面から外に出ることもできます。
眺めが良い!右手の方には大島?も見える。
観客席はイタリアの古代ローマの円形劇場を実測し再現しているとのことです。観客席に座ってお茶を飲みながら風景を見たり、橋の先端付近まで行って写真を撮ったり楽しむことができます。
止め石がポツンとしていて可愛い。
パノラマ撮影いいですね。映えます。
建物だけじゃなくて自然も豊富です。藤の花は今がちょうど見ごろだということで、とてもきれいに咲いていました。
次に化石窟というところに向かいました。昭和30年代に使用されていた道具小屋を再利用しており、中には化石や小道具が展示されていました。
化石とか小道具とかがまた良い味を出していました。あとこの敷地内にはみかん畑があって、この化石窟の中でみかんを販売していました。
また化石窟の中には豊臣秀吉の禁令立て札も展示されていました。禁令立て札は秀吉が北条攻め(1590年)の時に、軍紀を律するために建てられた禁制の立て札だそうです。友人が歴史に詳しくこの日はめちゃくちゃ勉強になりました。
こちらは敷地内にある片浦稲荷大明神です。私は「これからも彼と仲良くできたらいいな」と願いました。笑 これからもよろしくね。
天才からすると数学も美術のようなものなのでしょうか...?負の定曲率とは何。。?
竹林の中を暖かい風が吹いて、心地よい時間を過ごすことができました。
さっきまわってきたところを下から見るとこんな感じでした。中々インパクトがありますよね。
蛇も登場。
光の中に吸い込まれるような雰囲気で、幻想的でした。個人的にはこのミュージアムで一番好きになったところはここですね。
長方形の枠の中から見る外もまた違った見え方でとてもよかったです。夕方になると夕日の光が入り口まで入ってきて幻想的に見えるとのことです。
まだまだ紹介しきれていないところもありますが、江乃浦測候所本当におすすめのところです。ぜひ予約した上で行ってみてください。私たちは約2.5時間くらい満足するまで見学しました。
ちなみに根府川駅に戻ってきたときに駅ホーム近くに猿がやってきました。笑 この駅は猿が出没することで有名らしいです。
・城下町でウナギを食す
見学後は小田原駅方面に戻りお昼を食べることにしました。朝の時点ではあまり観光客はいませんでしたが、流石にお昼になるとたくさんの方が来ていました。今回せっかくの機会なので私たちはうなぎを食べに行くことにしました。駅近くに老舗のうなぎ屋がいくつかあり、めぐっていましたが、すでに準備中であったり休業中でなかなかお店が見つかりませんでした。若干焦りつつお店を探しているといいお店を見つけました。つきじ宮川本廛 です。
今回は贅沢ですが、うな重の松にしました。3,300円です。肝吸いと漬物も付いていました。大満足です。
ちなみに違うところで抹茶の大判焼きを食べました。友人はカスタードクリーム、私はクリームチーズにしました。クリームチーズって甘いものかと思っていたのですが思いの外ほかしょっぱくてびっくりしました。笑 でも美味しかったです。
・名物小田原城へ
続いて小田原の1番の名物である小田原城を見に向かいました。最後に小田原城に行ったのは今から6年くらい前かと思います。
久しぶりにお城を見ました。やっぱりかっこいいですね。でもそれにしてもたくさんの人。。。
城の下の広場ではイベントが行われていました。友人曰く前に来たときはもっと侍がいたとのことなので、コロナで人数を減らしているのではないかと思います。
今回たくさん人がいたのでお城の中は見るのを諦めました。その代わりに城内にあるきんじろうカフェで休憩することにしました。
きんじろうカフェでアイスアメリカーノを注文しました。(写真撮り忘れた。)屋外ですが雰囲気もよく、涼しく快適でした。
今回は江之浦測候所を中心に、小田原を観光してきました。友人には色々と感謝です。日帰りでしたが非常に濃い1日となりました。是非皆様も機会があれば行ってみてはいかがでしょうか?読んでいただきありがとうございました。