東欧周遊旅行 ハンガリー 編(20200225)
こんにちは。あかつきです。
ヘルシンキからハンガリーのブダペストまで飛行機で移動してきました。2日間ブダペストを散策しました。
ブダペストのリスト・フィレンツ国際空港は中心部から少し離れたところにあります。空港直結の駅はないため、バスやタクシーで移動する必要があります。空港内のインフォメーションでマップをもらえるのでもらっておくと良いと思います。
私は空港内にある200番のバスで地下鉄駅のあるNagyvárad tér駅に向かいました。大体のバスで30分くらいの距離です。そこから地下鉄3号線に乗り換えて市内(ヴェレシュマルティ広場駅) へと向かいました。
ヴェレシュマルティ広場駅は地下鉄1号線の始発駅です。地下鉄1号線はロンドン地下鉄に次いで2番目に開業されており、世界遺産になっている地下鉄です。
地下鉄1号線は地上から階段を降りてすぐホームがあり、改札はなく券売機のみがあります。(5 秒ぐらいでホームに行けます)
ただ駅には大抵駅員がいてチケットを掲示するように求められます。
車両はとても狭く非常に狭くすぐ満パンになります。さらに車両と外の壁との間が近いのでかなり圧迫感があります。つり革が革製なのは初めて見ました。(笑)長年たくさんの人に握られてきたんだろうということが一目でわかりました。
地下鉄にはチケットを打刻する機械があります。もし打刻せずに駅員に見つかると罰金を取られるということなので、乗車する前には必ず打刻する必要があります。
恐怖の館は第二次世界大戦中にナチスの影響を受けた矢十字党の本部として使用されていました。矢十字党は反ユダヤ主義を掲げた政党です。また戦後の共産主義時代は秘密警察の本部として使用されていたということです。館内には様々な映像や資料、プロパガンダポスターなどが掲示され歴史を学ぶことができます。私が訪れた際は入館料は無料で入ることができました。(通常は2000フォリント=700円くらい)です。
ただ館内の資料は基本的にハンガリー語であり、オーディオガイドをつけないとなかなか理解できないことが多かったです。オーディオガイドをつけていなかったため、不明なところは飛ばしつつ、見学していました。また館内は撮影禁止です。戦時中・戦後中のハンガリーの歴史を学ぶには最適な場所だと思います。
また恐怖の館の前には多数の近隣諸国(ルーマニア、ブルガリア、東ドイツなど)における革命などのポスターが掲載されていました。もっと東欧の勉強がしたくなりました。
次に地下鉄1号線に乗って終点から一つ手前に駅に降り、英雄広場にやってきました。
ハンガリーの国王や芸術家などの彫像が並んでいます。非常に壮大で多くの観光客が来ていました。今回訪れることはできませんでしたが、セーチェニ温泉が近くにあります。ハンガリーは温泉も有名なので次回訪れる機会があれば是非行ってみたいです。
近くにはヴァイダフニャディ城というお城もあり、ヨーロッパの雰囲気を味わうことができました。城内には農業博物館もあるそうです。(時間がなかったので外観だけ)
地下鉄1号線沿線にはたくさん観光地があるようで、歩きながら見るのも楽しいと思います。
次にブダベスト東駅(ケレティ駅)にやってきました。ケレティ駅は主に国際列車の発着駅でオーストリアやドイツなどヨーロッパの国々に向かうことが可能です。次の日は私もこの駅からポーランドのクラクフへ夜行列車で向かう予定です。
非常に古い車両から新しい車両まで様々です。基本的には近距離列車ではなく、遠距離の列車が多いようです。売店や両替所、コインロッカーなどもあり非常に便利です。ただ駅の暗いところは他と比べて治安は悪そうなので特に気をつけたほうが良さそうでした。
また駅に隣接してマクドナルドがあります。マクドナルドは日本だけではなく世界のどこにでもありますが、このケレティ駅のものは「世界一美しいマクドナルド」として有名です。
中はこんな感じでとても綺麗でした。ハンバーガーなどを注文する際は下のカウンターにコーヒーや紅茶を飲みたい人はマックカフェの方に行くといいと思います。私はこちらでお茶を飲んで少し休みました。
ハンガリーといえばドナウ川が有名です。そこでドナウ川周辺に行くことにしました。辺りはかなり暗くなってきましたが、観光客や地元のカップルなどいろんな人が夜景を楽しんでいるようでした。
2日間という短いスケジュールのためなかなか大変でしたがこんな感じで1日目は終了しました。翌日は中央市場やシナゴーグ、社会主義の記念公園などを訪れました。